NPO法人テンダーハートDonMinのホームページにアクセスしていただき、誠にありがとうございます。
私の次男はADHD、三男は高機能自閉症です。三男は小学のとき学校不適応を起こし不登校になりました。
発達障がいのことをあまり理解していなかった私は悪戦苦闘をしていました。
三男に何をやっても上手くいかず、暴れる三男を殺して自分も死のうと考えたこともありました。
あらゆる相談機関に行っても、問題は解決するどころか悪くなっていく一方でした。困り果てた中、藁をもすがる思いでNPO法人特別支援教育室フリーリーの教育環境コンサルタントの資格を取得し、我が子の教育環境をコンサルしました。
数年かかりましたが、三男は穏やかになり不登校も改善しました。
そのような経験をいかしてしてきたというのもあり、自分と同じように悩み苦しんでいる親御さんを助けたいと言う思いから、2008年10月にペアレントサポートDonMinを立ち上げ、親御さんのご相談、親の会の設立、サポート、発達障害の啓蒙活動を始めました。
親御さんのご相談を受けながら、親御さんのニーズに応えたいという思いと、発達障害の我が子の為にという思いが熱く重なり、障害のある子どもたちの居場所を作ろうと、2010年10月にNPO法人テンダーハートDonMinを新たにスタートさせました。
そして、その年の12月より日中一時支援事業、2013年に障害児通所支援事業(放課後等デイサービス)を開設し、2016年に、放課後等デイサービスの2事業所目を開設しました。
今まで、多くの障がいのあるお子さんと、その親御さんに関わらせていただきました。
その中で感じたことは、親御さんたちが、お子さんの為に一生懸命頑張っておられること、そして、とても疲労されていること、また、障がいのあるお子さんたちは、身体の緊張がとても強いことに気付きました。
そんなお母さんとお子さんを助けたいと思いながらも、思うような手立てもなく悩んでいました。
そんな時に、ストレスケアに関する教育機関、研究機関であるBTU(BALANCE THERAPY UNIVERSAL)と出会い、ストレスケアなら、頑張っているお母さんを救ってあげられると確信し、ストレスケアカウンセラーの資格を取得しました。
その後、放課後等デイサービスをご利用のお子さんたちにストレスケアを提供する為に、スタッフ数名にストレスケアの資格を取得してもらい、現在では子どもデイサービスどんまい・みらくるの療育メニューの中にストレスケアを導入することができました。
私は、認定ストレスケアトレーナーの資格も取得し、職員のストレスケアにも努めています。今後は、お母さん方にもストレスケアが提供でき、楽になっていただけることを目標にし、日々邁進しております。
今、様々なことを振り返って見ると、二人の発達障がいの息子たちの子育てをしている頃は、どん底だと思っていました。息子たちを否定し、自分もダメな母親だと自己否定していました。
しかし、今では、息子たちが障害を抱えて生まれてきてくれたことに とても感謝をしています。
息子のお陰で、たくさんの方々と貴重なお出会いをすることができ、たくさんの経験をさせていただき、そして今があります。
毎日が楽しく、現在も目標を持って活動に取り組めるようになりました。
もし、今でもお子さまのことで苦しんでおられる親御さんがおられるなら、決してご自分を責めないで下さい。 お一人で悩まれないでください。当ホームページと私が少しでもお役に立てればと思っています。
著書「発達障害を持つ我が子たちが教えてくれたこと~ストレスケアがもたらす幸せ~ 」